日産自動車は1日、『フェアレディZ』をフルモデルチェンジして発売した。エクステリアは、アスリートの引き締まった体をイメージしたといい、大地を力強く蹴るようなダイナミックなボディデザインに仕上がった。
パフォーマンスでは、ショートホイールベース化と大幅な軽量化、また、「VQ37VHR」エンジン、世界初のシンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションや新開発マニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションの採用などにより、世界トップレベルの運動性能「走る、曲がる、止まる」の実現をめざした。ヘッドランプからウエストとアーチを描きながら駆け抜けるダイナミックなキャラクターラインは、内包するエンジンのパフォーマンスを後輪に伝えるFRプロポーションを表現している。
内装については、ドライバーとコックピットの一体化を目指し、スポーツカーとしての機能性と質感の高いインテリアの両立を図った。強力なコーナリングに耐えられるように、シートは低ヒップポイント化、素早い操作に対応できるようにペダル、ステアリングの配置を見直している。また、「フェアレディZ」伝統の三連サブメーターは、油圧計に代えて油温計を採用した。
新型車はモデルサイクル平均で国内は月500台の販売を計画している。「新型車を待っていただいている方もいる」ことから、年度末までの4か月で年間の販売計画分を狙っていく。
フォアレディZは、2002年に前モデルを復活させ、6年間で世界では24万5000台を販売。うち国内は3万7000台だった。海外は主力販売先である北米に09年1月に投入する。その後、地域を広げ世界120か国・地域での販売を計画している。
価格はフェアレディZ/2WD/VQ37VHR/6MTの362万2500円からフェアレディZ Version ST/2WD/VQ37VHR/7M-ATxの446万2500円まで。国内販売目標は500台/月、店頭発表展示会は12月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)。
フェアレディZを生産する栃木工場は、北米向け高級車などが主体のため減産を強いられており、新モデルの売れ行きは同工場の今後の稼働率にも影響する。